どうも、夫婦そろって転職組のマクリン( @Maku_ring)&ヨメです。
僕たちは「誰も知らない中小企業」から「誰もが知っている大企業」への転職に成功した人間です。
しかもヨメは低学歴にも関わらず、です。
もちろん企業の大きさよりも、その中で「どういう仕事をして、どんな実績を残していくのか」が重要です。
とはいえ、大企業に勤めるメリットはざっと挙げるだけでも下記があります。
- 年間休日が多い
- にも関わらず、給料が高い
- 福利厚生がとてもしっかりしている
- 仕事のできる同僚が多い
- 良い人が多い
- 取引先が話を聞いてくれる
- 親族・友人・知人から見た安心感
会社の看板の大きさが変わるだけで、これだけのメリットを享受できるのです。
そんなわけで本記事は「中小から大企業への転職に成功した僕と妻、職務経歴書の書き方4つの共通点」について書いていきます。
もくじ
中小から大企業への転職に成功する職務経歴書の共通点
「中小企業から大企業への転職」というと、一見ハードルが高そうに聴こえます。
確かに大企業間の転職よりも若干の難しさはあります。
なぜなら大企業の場合、面接を受けに来る人自体が大企業出身者ばかりだからです。
面接に臨めさえすれば、意外にそれほどのハンディはありません。多少の工夫をすれば大丈夫。
問題は書類選考。
文面だけでは、応募者の能力(ソフト面)について得られる情報に限りがあります。
どうしても学歴・出身企業といった、ハード面の占める割合が多くなってくるのです。短時間で判断しないといけませんし。
だからこそ、表面的な情報だけで判断されないために、職務経歴書の中身が大事です。
僕とヨメの職務経歴書を比較したところ、いくつもの共通点がありました。
それらの共通項が、中小企業出身者でも書類選考を突破するカギを握っていたのです。
1. 職務経歴書にマネジメント経験を具体的に書く
中小企業出身者にとって、部下を持った経験があることはかなりの強みになります。部下の人数は気にしなくても構いません。
とにかく経験を持っていることが一番大事です。
マネジメント経験を持っていても、役職名と部下の人数だけをさらっと書いて終わりにしがちですが、それはもったいないです。最大限に活かしましょう。
「マネジメント経験」という項目を別途作って、2〜3文程度でまとめることをおすすめします。
基本的には下記の内容を盛り込むことを意識しましょう。
- 部下をどのようにコントロールしていたか
- 部下にどのようなアドバイスを心がけていたか
2. 職務経歴書に実績・評価を具体的に書いている
実績・評価によくある表現が「優れた成績を残した」とか「トップクラスの売上を記録した」というもの。
これらは一見具体的なようでいて、まったくもって抽象的な表現です。
たとえそれらが事実であっても、採用側の記憶には残りにくいですし、場合によってはごまかしている・煙に巻いていると捉えられかねられません。
大事なのは具体性、すなわち数字。
「成績ならば何百人中何位なのか、売上ならば何個あるいは何円なのか」ということです。
数字を載せることでしか、具体性を出すことはできません。
だからといって数字だけを中心に書くと、面接官に機械的な印象を残してしまいます。以下のことを付け加えて書くようにしましょう。
- その実績・評価によって、どのような影響が自分あるいは他者(社)にあり、どのような学びが得られたか
もちろん良い実績・評価であった方がいいですが、「どう頑張って見せても大した実績・評価じゃない!」というのは往々にしてあると思います。
そのような場合は「このような気付きが得られた」、「このように改善していきたい」という観点を持って、それらの気付き・改善点にも具体性を持たせるようにしましょう。
数字だけでなく、ラーニングの部分にも具体性を持たせることで、採用側からの印象度をアップすることにつながるからです。
3. 職務経歴書に表彰・受賞の評価ポイントも書いている
どんな小さなものでもいいのです。なんらかの表彰・受賞歴のある人は、絶対にそれを書きましょう。
社内外の表彰・受賞を書くときにまず押さえておきたいのは、「そもそもどういう賞なのか・何百名中何名が受賞する賞なのか」という点です。
「MVPやインセンティブという言葉だけである程度分かるでしょ」ではなく、どういう賞なのかを具体化することで、採用側にどういう能力を持っているのか明示できるからです。
また、何百名中何名が受賞するかという記述は、その賞が一般的に知られていないローカルなものであっても、どの程度難しいのかの指標になり得ます。
もうひとつ大切なのは、相手が自分のどういった点を評価してくれたのか、というのも一文添えることです。
これを入れるだけで、採用側に「応募者が入社してから、どういう仕事をしてくれるのか」という想像を働かせやすくなります。
とはいえ、自分で自分のことを褒めすぎても違和感があるので、あくまで端的に書きましょう。
4. 職務経歴書は最後にプロから添削してもらう
転職サービス自体は、案件数の多い大手であれば、「これじゃないと絶対にダメ!」というものはありません。
ヨメはリクナビNEXTという転職サイト、僕はリクルートエージェントという転職エージェントを使い、中小企業から大企業に転職しました。
これらを使っていた理由のひとつが「キャリアアドバイザーによる職務経歴書の添削」が受けられるからです。
ヨメの書いた職務経歴書を僕がチェックしたところで、所詮われわれは素人同士。プロによる、第三者の厳しい目(←懐かしいなこの表現)には敵いません。
熱くなって盛り込みすぎた表現は冷静にカットしてくれますし、逆に足りない情報はもう少し増やすように、的確なアドバイスをくださいます。
職務経歴書の書き方も時代とともに少しずつ変わっていきます。
常に新しい情報をキャッチしている転職エージェントの力を借りない手はありません。
実際の転職手段が直接応募あるいは転職サイトになる予定の人でも、職務経歴書のためだけにリクルートエージェントなどの大手転職エージェントに登録することをおすすめします。
職務経歴書の共通点まとめ
本記事は「中小から大企業への転職に成功した、僕とヨメの職務経歴書4つの共通点」について書きました。
どんな企業も最初は書類選考のみで判断されてしまいます。
いくら面接に自信があっても、書類の内容がお粗末だとしたら、その力を活かす場にも上がれないわけです。
だからこそ職務経歴書の完成度は、後悔のないくらい上げておきましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。