どうも、マクリン( @Maku_ring)です。
昨日は部署の飲み会。普段はおとなしい同僚が酔っ払って変貌し、上司に対する不満を直接ぶつけまくっていました。
仕事中はなにも言わないから、上司と僕は「え〜! そんなこと思ってたの !?」とびっくりでした。
ふと気になったので、僕は同僚に問い掛けました。
その問いに憮然とうなづく同僚。
そもそもふだんからストレスをためないように仕事すればいいだけの話です。
せっかくの呑み時間を社内の不満・愚痴・批判でつぶすなんてもったいない。でも意外とこういう人、多いかもしれません。
そんなわけで本記事は「ストレスをためない営業マンになる5つの考え方とは?」について書いていきます。
もくじ
1. そもそも上司に期待するな
たとえば冒頭で挙げた同僚。
彼はこんなことを言っていました。
なぜそんなに不満を抱えているのか。
答えはこうです。
「彼の考える上司の理想像と実際がかけ離れているから」
彼は「上司はこうあるべき!」というイメージを持ちすぎて、実像とのギャップにイライラをつのらせているのです。
たしかに上司は管理職なので、部下たちを管理する役割をになっています。しかし、管理職だからといって、管理するのが上手いとはかぎりません。
逆に同僚の期待する上司であっても、万人が満足する管理方法とはかぎらないわけです。
上司は上司自身の価値観で、管理職をまっとうしようとしています。
そもそも上司に「完璧な上司」を期待すること自体がムダです。
期待をするから、勝手に裏切られた気分になってストレスをためるのです。
僕の場合、上司に期待することはありません。だからといって諦めているわけでもありません。
僕にとって上司は「会社から管理職を任されたひとりの人間」です。
- 部下の面倒見が良くない
- 会議よりも急なアポイントを優先する
ひとりの人間がこういう特性をもつだけだと考えればいいのです。
ここに「自分の考える上司とは」というフィルタをかけてしまうと、それはとたんにストレスの入口に入り込んでしまうのです。
だからフィルタをかけるのはやめましょう。
今回は上司を例に挙げましたが、これはどんな相手にでも言えることです。
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2. 不満があれば口に出そう
上司を「部下の面倒見が良くない・会議より急なアポを優先する」特性をもつ、ひとりの人間と考える。
とはいえ、その特性のせいで仕事に支障をきたすことがあるから、上司に注意はしておきたい。
そういうときも多々あります。
上司と呑む機会が訪れるまで、伝えるのをガマンする必要はありません。
すぐ言っちゃえばいいのです。僕もすぐ言います。
言い方さえ気をつければ、すぐ言ったところで何の問題にもならないのです。
気をつけるべき点は2点だけ。
- 相手の考えを尊重して理解を示す
- 「ここさえ直せばあなたは完璧なのに!」という伝え方をする
たとえば「会議より急なアポを優先する」という不満を変換するとこんな感じです。
そのようにした方が相手のタメになるという視点で伝えさえすれば、気を悪くする人はいません。
ちなみに僕は不満をもつことがあまりないタチなので、周りの人たちと上司の関係が円滑になるように、上司に「助言」をする機会が多かったです。
不満を不満のまま伝えるのではなく、ポジティブな助言に変えていきましょう。
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3. どんな相手でも良いところは認めよう
評判の悪い人はどうしても一定数います。
そういう人たちの陰口・悪口というのは盛り上がるもの。一緒になって付き合うのは簡単です。
ところが、その考え方に付き合うと、彼らの思考が自分に伝染しちゃいます。
それが結局、評判の悪い人への不満を抱える種として、自分の中に根付いてしまうのです。
評判の悪い人を評判の悪いまま自分の中にとどめることも、ストレスの要因になりえるものです。
だから相手がどんな人であれ、ひとつはかならず良いところを見つける心がけをしてください。そして、どこかの場で評判の悪い人の陰口・悪口になったとき、それを口に出してみましょう。
例えばこないだ、ある人の悪口合戦になったとき、僕はこんなことを言いました。
「なんだその褒めポイントは!」と思われるかもしれません。
ですが、僕のこの言葉をきっかけに「うん! 確かあの人、プレゼンめっちゃ上手いよね」というフォロワーが現れ、その場の悪口合戦は終わりを告げたのです。
この言葉に出す行為がけっこう重要です。
その人のストロングポイントを言葉に出して自分で再確認することで、人があーだこーだ言っているネガティブポイントを心に留めず、ストロングポイントだけを心の中に置くのです。
それがストレスの入口を作らない大事な要素でもあります。
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4. ストレスをリセットする動作を作る
思い込みでもかまいません。
「この動作をすれば自分のストレスがリセットされる」というものを作るのです。
自分の中にストレスが生じそうになったら、すかさずその動作を行って、リセットされたような心持ちになります。
はじめはムリヤリ感がともなうかもしれませんが、そのうち動作が自分に定着するようになります。
たとえば僕の場合、「目をつぶって鼻から空気を吸い込み、脳に新鮮な酸素を届けること」がストレスのリセットだと思い込んでいます。
いろいろな仕事が降ってきて「ヤベ! ストレスたまりそう」と思ったら、この動作を行ってリセットを心がけています。
どんな動作でもいいということです。こういう思い込み動作を自分の中でひとつでも持っておくことが重要です。
ちなみにこの動作の前は「29という数字を小さくつぶやくこと」がストレスのリセット動作でした。
これこそ意味わからない……。
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5. 怒っても変わらないことは、エネルギーのムダと捉える
例えば会社制度が変わって残業代や出張日当が出なくなったとします。
そういうことに対しても、とてつもなく怒る人って少なからずいらっしゃいます。ハーマンモデルでいうと「赤の強い人」にありがちです。
嫌い・苦手なお客様から好かれる営業マンになるコツと4つのタイプ分けもはや会社制度のことなんて、社員一人が怒り狂ったところで絶対に変わりません。
あらかじめ結果が変わらないと分かっているのであれば、怒ること自体がムダです。
エネルギーの無駄遣いはやめましょう。
ストレスをためそうな事象にぶちあたったとき一瞬だけでいいのです。こう考えましょう。
怒りの対象物はエネルギーの有効利用につながるのか
小さい事象から訓練していきましょう。
ストレスをためない考え方まとめ
本記事は「ストレスをためない営業マンになる5つの考え方とは?」について書きました。
ストレスをためないことは、やはり心の持ちように拠るところが大きいです。
だからといって明日から急にできるというものではありません。僕も今の考え方になるまで時間がずいぶんかかりました。
がんばって少しずつ取り入れていってみましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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