どうも、会社員ブロガーのマクリン( @Maku_ring)です。
職場内の人間関係において発生する、いじめや嫌がらせ。上司が部下に対して行うものや、高い職能をもつ者がそうでない者に対して行うものなど。
ふだんから連絡をひんぱんにとっていたわけではありません。
「あいつは優秀だから大丈夫」と考えて連絡を控え、顔を合わせたときに近況報告をし合う程度でした。
日頃からもっと電話でやり取りしていれば、パワハラの事実を早めにキャッチアップして援護し、今回の事態は防げたかもしれません。
有望な若手の芽が摘まれ、過去の功労だけで上司が残されてしまった事実に、会社への失望と激しい怒りをおぼえています。
同じ状況に見舞われたビジネスマンの助けになればと思い、実体験をベースに、とるべき行動をいくつか紹介します。
そんなわけで本記事は「上司のパワハラはどうすればいい? 4つの対策を紹介する」について書いていきます。
もくじ
上司のパワハラに対する4つの対策
どんな上司にあたるかはもはや運。
「このようにすれば、パワハラ上司とも上手く付き合える」などというのは、はっきりいってまやかしでしかありません。
その人の性格や置かれている家庭状況によって、上司にうまく立ち振る舞える人とそうでない人が出てくるからです。
大事なのは、パワハラを受けている環境下でどのように行動するかということ。
パワハラを防ぐのではなく、自分の未来を良いものにするために、その場でできる最善のアクションをとるのです。
それではパワハラを受けたときにとるべき、4つのシンプルな行動をご紹介します。
1. 暴力メールはすべて残す
あまり賢くない上司であれば、メールの形でもパワハラ気質を出しがち。いわゆる暴力メールです。
もっと賢くない上司は、全員返信のメールですら、その痕跡を平気で残していきます。
CCに部署のメンバー全員を入れた上で、罵倒・ダメ出しなど、ターゲットの人格面まで否定するような内容を文面でさらす。
僕がこれまで見てきたかぎりでは、上司自身にパワハラしている自覚があるケースは少ないです。
むしろ、ライオンがじゃれつくぐらいの感覚で、無自覚かつタチの悪いことが多い印象。
暴力メールはパワハラの重要なエビデンス(証拠)。
自動削除されないよう保護するだけでもいいですし、テキストあるいはメッセージ形式でかまいません。必ず全て残しておきましょう。
2. 音声データはICレコーダーで残す
ずる賢い上司であれば、 メールでパワハラの痕跡をわざわざ残すようなことはしません。一対一で話しているときにしか出さないものです。
こうなると、エビデンスとしてメールの文面は有効ではありません。
では何を使うのか?
音声データをパワハラのエビデンスに使用するのです。そのためにも常備をおすすめするのがICレコーダー。
僕は会議や商談の記録に使うこともあり、ふだんから音声録音用のICレコーダーを持ち歩いています。
中でも、上着の胸ポケットにすっぽり忍ばせられる「スティック型」がベストです。
録音品質の高さ、操作の簡便さから、パナソニックのICレコーダー「RR-XP008」をおすすめします。
3. 告発文書は本社役員に提出する
パワハラのエビデンスを集め、文書としてその事実をきっちりまとめたなら、 いよいよ人事部に提出する段階です。
自分で出すのが怖いという人は、信頼できる第三者から内部告発という形で出してもらうのもいいでしょう。
このとき注意すべきなのは「単なる人事部長・課長に出すべきではない」ということです。
もちろん全員がそういう人たちとはいいません。ですが、残念ながら彼らもサラリーマン。
僕はこれまで、パワハラの事実が彼らのところで留まってしまい、しまいには握りつぶされる現実を何度も目の当たりにしてきました。
みずからの会社員人生を投じて書いた文書が、彼らの保身でうやむやにされてしまうのは、なんとしても避けたいものです。
したがって、告発文書は必ず人事部の本当のトップ、すなわち役員(本部長のケースもあり)宛てで提出しましょう。
第三者が郵送で文書を送るときは、消印で足がつかないよう、本社と同じ地域に住む(信頼できる)友人・知人に投函を依頼することをおすすめします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
4. スカウト型転職サイトに登録する
パワハラで退職した後輩が他の会社へ移ってしまったように、パワハラを受けている人間が転職を考えるのはごく自然なことです。
転職エージェントや転職サイトなど通常の転職活動は、どうしても自身の行動の比重が大きく、パワハラ環境下では動くことが難しい局面もあります。
そういうわけで僕が推奨するのが「スカウト型転職サイトに登録しておくこと」です。
中でもスマホだけで簡単に登録できる「ミイダス」がおすすめ。
スマホアプリからある程度の情報を入力して待機しているだけで、いろいろな企業から声がかかるシステムになっています。
実際にかなりの数の企業からスカウトをいただきました。
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上司からのパワハラ対策まとめ
本記事は「上司のパワハラはどうすればいい? 4つの対策を紹介する」について書きました。
以前と比べて改善傾向にあるとはいえ、依然としてパワハラは存在します。「自分は大丈夫」と思っていても、どんな上司が上につくかで、その前提条件は一気にくつがえるものです。
いざ自分が見舞われたことを想定し、とるべき行動をしっかり頭に入れておきましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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