マクリン
ヨメ
マクリン
そんなわけで本記事は「【リクルートエージェント評判】2回目で転職に成功した僕が伝える転職活動のリアル」です。
もくじ
リクルートエージェントで転職成功した僕の活動
昔の無料ブログをひっさびさに開いてみたら、リクルートエージェントで転職活動したときの当時の記録が残っていました。
その名も「私の転職活動記」。
そのまま削除しようとしたのですが、あらためて読み返すと、その当時にしか書けない転職活動のリアルが綴られていました。
これからリクルートエージェントで転職活動を行われる方の参考になる内容でしたので、最低限の推敲を施し、以下に記します。
1. 転職失敗に終わった1回目のリクルートエージェント
新卒で入社してから3年以内に転職するつもりで働いてきました。
1社だけしか経験せずに何十年も働き続けるのは人生経験的にもったいないこと、あとは単純にキャリアアップを狙いたかったいうこともあります。
そんなわけで転職エージェントのリクルートエージェントを利用して、初めて転職活動をしたのが入社1年半後。
「ぜーんぶダメだったら、スッパリ諦めてもう数年働き、もう一度転職活動したります」などと書いてたら、見事に全部落ちてしまいました。
1回目の転職活動で実際に応募したのは5社。いずれもかなりのビッグネーム。ところが書類選考を通過したのは1社のみでした。
その1社も一次面接で余裕の撃沈。受け答えはそれなりにできていたつもりでしたが、どこかで面接官の心を掴みきれなかった感覚もありました。
あらためて振り返ると、前回の転職活動の失敗点がおぼろげながら見えてきました。
- 職務経歴書のインパクトが弱すぎた。
現職が技術職にも関わらず、営業職を希望。しかし職務経歴書には、営業としてやっていけるという根拠付けが全くなかった。企業側が重視するのは、あくまで社会人になってからの実績。学生時代の就活とは違うことを痛感。
- 在職期間が短すぎた。
入社して1年半での転職活動は、「転職してもすぐに移ってしまうのでは?」と面接官に思わせてしまい、あまり印象が良くなかった。少なくとも2年は我慢すべきだった。
- 応募企業が少なすぎた。
5社というのはどうやら相当少ないようだ。一般的にいわれている書類選考通過率は約20%なので、少なくとも10社は応募すべき。それでも足りないくらい。
これら3つの失敗点を踏まえ、2回目の転職活動では以下のことを心がけました。
- とりあえず10社以上は応募する。でも妥協はしない。
- 営業技術職に選択を絞る。
営業技術職に職種を絞ったのは、本来やりたい営業職だと、面接官から転職先で活躍するイメージを持ってもらうことが難しいと考えたからです。
現職の技術スキルを活かしながら営業を行う営業技術職であれば、採用に多少有利に働くと考えました。
今回の転職活動は絶対に失敗したくなかったため、技術の中でも僕の専門分野である「半導体」に定め、「半導体分野の営業技術」とガチガチに的をしぼりました。
結果的にはこれが良かったのですが。
- 採用確率を少しでも高めるため、職種はできるだけ絞りましょう。
※登録後もお金は一切かかりません。
2. いざ2回目のリクルートエージェントで転職活動開始
1回目の転職活動が失敗に終わってから10ヶ月後。2回目の転職活動を開始しました。
2回目もリクルートエージェントに登録しました。
職種をガチガチに絞る以上、そもそもの案件数が多くないと難しく、その観点では業界最大手のリクルートが適していると考えたからです。
キャリアアドバイザー(CA)は女性でした。
若くて頼りなさそうだなとか正直思っていましたが、この人が実はめっちゃデキル女性でした。ガッツ溢れるキャリアウーマン。
職種を営業技術に絞れたのは、完全にこの人のおかげ。
その中から企業を絞って2日後までに応募して下さいという、なかなかせっかちなスケジュールでした。
「多すぎるやろボケ」などと一人ごちつつ、口コミサイト「キャリコネ」と睨めっこしながら、ブラック企業とそれ以外に切り分け、応募企業を何とか14社にまで絞りました。
- CAの紹介企業はすべてが優良企業とは限らないため、応募企業の見極めがとても大事。
※登録後もお金は一切かかりません。
書類選考の通過率は約20%だから、普通ならば2社、良くても3社しか通過しないだろうなという予想でした。
ところが!
しかも運良く、第一志望は残っているという状況。
ただ、これだけ通過してしまうと面接スケジュールがめちゃめちゃタイト。
実際にこなしたスケジュールをざっと書き出します。
- 7/30(金) A社一次選考
- 8/2(月) B社一次選考
- 8/4(水) C社一次選考(第一志望)
- 8/5(木) C社最終選考、D社一次選考
- 8/6(金) E社一次選考
- 8/9(月) B社最終選考、D社最終選考
初っ端のA社から一次面接で落ちたのは精神的に痛かったです。
面接慣れしていない部分を考慮しても、それなりに質問には答えられたはずだし、面接官もニコニコしていたから「イケたんちゃうこれ?」と内心思っていました。
顔面不細工のマクリンは、顔面偏差値フィルターがかかっていたようです。
しかもこの選考落ちの結果を、第一志望のC社受ける直前に知らせてくるという、ものすごい間の悪さ。ある意味タイミング良すぎて、作為的かと思ってしまいました。
- 選考結果を引きずらないメンタリティが重要。
B社は外資系企業でした。皆の前でパワーポイント使って自分の実績をプレゼンするという、かなり変わった形式の面接。
なぜか空調が完全に切られ、ものすっごい熱い中で面接させられました。汗だくのまま質問に答えていたので、「汗かきすぎて気持ち悪い」で落とされるかと思ったのですが、なぜか合格でした。爽やかに汗をかけていたのかもしれません。
- 面接中に汗をかいても動揺せず、落ち着いて答えれば大丈夫。
いよいよ第一志望C社の一次面接。面接場所は千葉県で現職は都内。面接時間が18時半からだったので、ダッシュで仕事を切り上げ猛スピードで面接会場に向かいました。
だが場所が全く分からず右往左往しているうち、時間がどんどん過ぎていき、何とか着いたのは2分前。超ギリ。当然のごとく滝のような汗。
面接官は俺を見た瞬間、苦笑いでした。さすがに今回こそは多汗が理由で落ちたかと思いました。
しかも1つめの質問がすごかった。
汗をかきすぎて童貞だと思われたのかもしれません。しかしここで機転を利かせ、「ただ今そちらも転職活動中です(当時は独身)」と答えたところ、「君、おもろいやっちゃなあ!」と相手の心を少し掴むことに成功したようです。
- 中小企業の面接では、プライベートに踏み込んだ質問が来ることもある。
リラックスしたムードで面接は進みました。ところが面接対策で暗記してきた答えを口にすると、相手は途端に苦笑い。「そういう答えは求めてないんだよね」といった表情を浮かべていました。だから途中から、全部自分の言葉で話すことにしました。
マニュアルどおりの答えだと、相手に「つまらない」という印象を与えてしまうことに気付いたからです。面接対策、全く意味なし!
- 面接対策の回答では満足しない面接官も多い。その場合は作戦を切り替えよう。
面接の終わり頃には、「君なら明日の役員面接でも気に入って貰えると思う。経歴も問題ないし。最終面接頑張って」と言っていただけました。
ホッとすると同時に「会社休んで関東から関西まで行って、最終面接落ちたら立ち直れへんやろな」という一抹の不安に襲われました。
もう一つの不安材料。それはC社の最終面接と同日に、D社の一次選考があったということです。
D社は辞退しようと思ってCAに相談したところ、「当日に辞退はできません。受けて下さい」という答えでした。
D社の面接が第一志望よりも早い時間帯にあることは、かなりのネック。
第一志望も合格が確約されている訳ではないから、D社の一次選考も当然手を抜くことは許されない状況。
「とりあえず頑張るっきゃないな」という心境で、トボトボとD社の一次選考に向かいました。
D社は少数精鋭の会社です。日本にはなんと20名の社員しかいません。
そのワリにあらゆる大学・企業でD社の製品を目にするため、かなりの激務なんだろうということが想像できます。
少数精鋭なだけあって、面接官はロジカルでかなり頭の切れる方でした。
表面的な答えを返すと、「うーん、悪くない答えだけどありがちだよね」と言われてしまいます。だからこちらとしては、更にもう一歩踏み込んだ答えを用意しなくてはなりません。
そういったやりとりが何度も繰り返され、想像以上に疲れる面接となりました。
ただ、全ての質問に対して熟考して回答したので、面接官には好印象だったかと思われます。
- ロジカルな回答を好む面接官の場合、回答とともにそのように答えた理由を添えると好印象。
新大阪行きの新幹線の中で爆睡し、体力回復に専念しました。
一次面接で面接対策に何の意味もないことを思い知ったので、対策シートの読み直しはやめました。
楽勝だった新卒の就活を思い返しました。
一方ひと筋縄ではいかない転職活動。転職に比べると就活なんて単なる子供だましにすぎなかったのかと思い知らされました。
これほどすがすがしくない気持ちで関西に降り立ったことはないでしょう。
C社は一部上場ですが、企業規模はそれほど大きくありません。
ですが、その分野ではほぼ独占市場で技術力もあり、財務体制も強固。年収も同分野ではナンバーワン。第一志望として申し分なし!
こじんまりとした応接室に通されると、しばらくしてストップウォッチを持ったお姉さんが入ってきました。
疑問を抱く間もなく、目の前に紙が差し出されました。そこには「弊社で活かせるあなたの知識・スキルを書いて下さい」と記されていました。
いわゆる抜き打ちテストです。
しかも制限時間は5分。おまけに下の方には、「足りなかったらこちらのスペースを使って下さい」と書かれ、有り得ない分量の空白が用意されていました。
緊張で鉛筆が震え、最初は上手く書けませんでした。
人生でこれほど5分間を短く感じた瞬間はありません。
箇条書きで3つ書き終えたところで、無残にもタイムリミットを迎えました。
「全然書けませんでした……」と凹みながら紙を渡すと、「たくさん書けている方ですよ」と嘘か本当か分からぬ慰めの言葉をくださいました。
それにしてもこれは良い試験でした。
- 転職面接では、抜き打ちの英語試験や自己PR入力など、素の実力を試されることもある。驚かないように。
役員室に入ると、そこには五人の役員及び一次面接をしてくださった吉水さん(仮称)がいました。圧巻。一瞬で口の中がカラッカラになりました。
一発目の質問。
「簡単な自己紹介と大学での研究内容と弊社への志望理由を3分で喋って下さい」
焦りましたが、何とかコンパクトを心がけて答えると、少し場が和んだような気がしました。
「君、彼女はいるのかな?」
会社的には彼女がいた方がいいのでしょうか。よく分かりません。
一次と同じく「そちらも転職活動中です」と答えたところ、ドッと沸いたので良かったです。
たった2回で鉄板回答になりそう。
時おり吉水さんがフォローを入れてくれたおかげで、面接は割と和やかに進みました。ただ、入社可能日を全く訊かれなかったのが気がかりでした。
それなりの手応えは得られたものの、確信はできないまま面接を終えました。
- 最終面接で入社予定日を訊かれなくても気にする必要はない。
帰りの新幹線も爆睡し、トータル4時間半かけて最寄り駅に到着しました。駐輪場にチャリを停めていたことすら忘れるくらい、疲労し切っていました。
慌ててチャリを取りに行こうとしたそのとき。電話が鳴りました。CAからです。
そして第一声。「おめでとうございます!」でした。一瞬、何のことやら分かりませんでした。
人目もはばからず大声を張り上げました。人生で間違いなくベスト3に入る喜びでしょう。
リクルートエージェントに登録してからたった2週間です。そんな短期間で決めることができたなんて信じられませんでした。
※登録後もお金は一切かかりません。
リクルートエージェントの評判
リクルートエージェントの評判を、Twitterから拾ってみました。
僕の体験談と同様、上々の反応が多く、満足度の高い転職サービスといえます。
転職エージェントで一番使えるのはなんやかんやでリクルートエージェントですね。求人量が圧倒的だから。
— たろまる (@tenche1204) 2018年10月21日
真面目に返すと、リクルートエージェントとDODAは情報量多くて安定。
ビズリーチも職務経歴書の内容別次第で良いオファー飛んでくるので登録を薦める。
エンジャパンは情報量多いけど、悉く対応遅かったので良くない。
リクナビNEXT?残念ながら要らない子ですね。— ひらいさん (@f3_at_the_hirai) 2018年12月19日
私はリクルートエージェントとビズリーチを併用し、他は登録しましたがほぼ使いませんでした。
初めての転職なら、リクルートエージェントがいいと思います。希望の優先づけ、キャリアの棚卸し、書類や面接について等役立つ内容が無料です。
頑張ってね。 #peing #質問箱 https://t.co/Hrdl4OPc3B— ジャボパパ@総務とつながりたい (@jabopapa_soumu) 2018年10月14日
リクルートエージェントの担当エージェントは、意識高くて鼻に付く感じはあったけど、基本ロジックはピカイチだったし、書類もほぼ通過させてくれる優秀なエージェントだった。dodaも非公開が多かったし、エージェントは優しかった。書類は少し落ちたけど。
— ぷーどる@倍率100倍ホワイト社内SE? (@Pina__KWSK) 2019年9月1日
リクルートエージェントの評判や口コミをより詳しく知りたい方には、20代の転職に特化したブログ「じょぶおたく」の下記の記事が参考になります。
【悪い評判に踊らされるな】リクルートエージェントの評判はどう?おすすめする理由を口コミをもとに徹底解説!
30を超える口コミが掲載されており、転職エージェント選びの参考になります。
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リクルートエージェントで転職成功した僕の活動│まとめ
本記事は「【リクルートエージェント評判】2回目で転職に成功した僕が伝える転職活動のリアル」でした。
特に面接の日程調整が最大の難関です。
あとは記事中に散りばめた以下のポイントを心がけていきましょう。
- 採用確率を少しでも高めるため、職種はできるだけ絞ろう。
- CAの紹介企業はすべてが優良企業とは限らないため、応募企業の見極めがとても大事。
- 選考結果を引きずらないメンタリティが重要。
- 面接中に汗をかいても動揺せず、落ち着いて答えれば大丈夫。
- 中小企業の面接では、プライベートに踏み込んだ質問が来ることもある。
- 面接対策の回答では満足しない面接官も多い。その場合は作戦を切り替えよう。
- ロジカルな回答を好む面接官の場合、回答とともにそのように答えた理由を添えると好印象。
- 転職面接では、抜き打ちの英語試験や自己PR入力など、素の実力を試されることもある。驚かないように。
- 最終面接で入社予定日を訊かれなくても気にする必要はない。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
※登録後もお金は一切かかりません。
※登録後もお金は一切かかりません。
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